次期国外学術雑誌の整備について

本ページでは、平成２８年度以降の国外学術雑誌計画に係る教授会資料を公開しています。

１　国外学術雑誌整備状況
（１）整備誌数・利用状況
別紙１のとおり

（２）所要額
別紙２のとおり

２　検討経過
４月　１日    ・国外学術雑誌整備検討部会実施要領施行（委員長ほか８名）
５月１１日    ・第1回検討部会（検討資料による現状と課題の整理）
５月１２日    ・電子メールによる意見交換の実施
６月１１日    ・第2回検討部会（次期整備方法等について検討）
７月　２日    ・第3回検討部会（検討結果（答申）のまとめ）
７月１３日    ・平成27年度第１回運営委員会（検討結果（答申）審議）

３　検討結果
（１）整備方法
平成２８年度以降の国外学術雑誌整備方法については、価格高騰対策、需要に応じた利用機会の提供の点より本年度実施の利用度に応じた個別タイトル及び包括的購読契約（コンソーシアム契約）の取捨選択の継続に加え、新たに1論文の購読に係る費用対効果の点よりElsevier社発行誌を対象とし、論文単位購読契約（Pay Per View、以下ＰＰＶ。別紙３、４）を導入する。

（２）費用負担
検討部会答申では、PPVの導入に係る費用について、本学の財政状況、利用に係る公平性の点より受益者とすることが提言されたが、教育研究費をはじめとする予算額については講座、学部等で異なっており、予算の多少に配慮することも含め、引き続き検討を行うこととする。

（３）利用者対応
ＰＰＶの導入にあたっては、利用の手引きの作成や説明会を開催するなどにより本学所属員への周知徹底が必要であるとともに、学部生など講座等に所属しない学内所属員や非常勤講師、卒業生など外部利用者に対するPPV論文の提供について引き続き検討を行うこととする。

３　今後の日程
平成２７年７月１３日    第１回附属総合情報センター運営委員会
検討部会答申・次期国外学術雑誌整備案の検討
７月下旬　　　教授会報告（医学部、保健医療学部、医療人育成センター）
８月上旬　　　平成２８年度講座購読希望調査の実施
８月下旬　　　教育研究評議会報告
全学説明会（次期整備計画）の実施
９月中旬　　　書店見積合わせ
１０月中旬　　　第２回附属総合情報センター運営委員会
ＰＰＶ費用負担方法・平成２８年度購読タイトルの決定
平成２８年１月　　　　　学内各講座、学科、部門等への利用実績通知
２月　　　　　ＰＰＶ料金プラン（購入論文数バンド）の決定
３月　　　　　学内利用説明会
ＰＰＶ契約、アカウント登録
４月　　　　　ＰＰＶ利用開始
５月以降　　　学内各講座、学科、部門等に月単位で利用実績を通知

４　その他
（１）検討資料等
①第１回附属総合情報センター運営委員会　[ 資料 ]　[ 議事録 ]
②次期国外学術雑誌整備の検討結果について（答申）
③検討資料「国外学術雑誌整備の現状と課題」（要旨）
④検討資料「国外学術雑誌整備の現状と課題」
⑤国外学術雑誌講座購読額（平成２７年度）
⑥エルゼビア社IPセグメント別ダウンロード件数（２０１４年１～１２月）
⑦平成２７年度相互貸借状況